Lecture

WEBデザイナーになろう No.03 ~表現力を養う~

デザインの専門書に掲載されている各種ルールに則れば、比較的早い段階でそれなりの物は作れます。配色、レイアウト、文字のジャンプ率、書体選別、写真のトリミング、画面のリズムなどなど・・・人が見て美しいと感じる基本ルールが存在するからです。

しかしそこからさらに一歩ステップアップするには、素敵なWEBサイトをたくさん見たり調べたりする事も大切ですが、「たくさん外に出て様々な事を体験する」事の方が重要だと感じます。それは美術館で歴史的芸術を実際の目で見る事や陶芸教室で自分の手で土の香りを嗅ぎながら器を作ったりする事でもあると思いますが、スポーツをしたり旅行に行ったりアウトドアで楽しんだり、街中を散歩したり、写真を撮ったりと、普段の行動の中でも意識的に身近な物を違った視点で見る事で、様々な新しい発見があります。そういった発見や驚き、常に街中にあるれるデザインを意識する事で、人間としても成長でき、それによりデザイン表現の幅も広がっていくからです。まあ、あまり普段から一生懸命になり過ぎると疲れちゃいますから程ほどに・・・。

そして人によりセンスの問題もありますが、やはり「好き」という気持ちが一番大切じゃないでしょうか。「デザインする事が好き」で「より良いものを作りたい」という向上心を忘れず、日々を積み重ねていく。その毎日の小さな心がけが1年、3年後にはとてつもない「差」となるでしょう。

という事で漠然とした内容になっていまいました・・・。

要するに「表現力は受身で教えられるものではなく自分で身につけろ」という事ですね。

 

次回はWEBの制約や特性を考慮したデザインについて触れたいと思います。