こんにちは。
人生半ばアラフォー世代になってくると残りの人生の過ごし方について考える時間が増えますね。
今日は仕事帰りの車中でふと頭に浮かんできた「良いWEBコンサルティング、信頼されるWEBコンサルタントって何だろう」という事の殴り書きです。
※そんな事当たり前に実践してるよ!と言った方も多いと思いますが、まだまだ経験値を積んでいる身の独り言として流してください^^
目次
WEBコンサルタントのイメージは? ※完全な個人的感想です。コンサルタントの方ごめんなさい。
私は現在ではWEBディレクションやWEBコンサルティング業務を中心に仕事をしていますが、10年くらい前はデザインからコーディングと行った実際の構築業務を中心としていました。
その当時は正直「コンサルタント」という職種、人物そのものに嫌悪感を抱いていました。
当時、とあるプロジェクトで外部のWEBコンサルタントがスポットで参加してくれたのですが、私のWEBコンサルタントに対する印象は
「口だけでしょ」
「リアルな現場をわかってるの?」
「評論なら誰でもできるよ」
という感じで、私自身が完全にシャットアウト&拒絶モードだったせいもあり、コンサルタントが指摘する問題点や改善提案に対しても怒りを覚える程でした。
今こうして思い出して書き起こすと、なかなか病んでた時期だったのかと思います(笑)
そもそもコンサルタントが指摘する問題点はプロジェクトメンバーも理解している事であり、純粋にマンパワーが足りず対応しきれていないだけだった為、いくら会社やコンサルタントが指摘しても、結局は現場のタスクが増加し続けるだけ、疲弊するだけの状況でストレスMAXだったのですね。
「コンサルタント=余計な仕事を増やす奴」と言ったイメージがこびりついてしまった原因です。
まあここまで極端に嫌悪感を覚える人は「騙された」など苦い経験のある人くらいかと思いますが、まだまだ「WEBコンサルタント?何してくれるの?」といぶかしく思う人もいるでしょう。
自分でWEBコンサルティングをしてみて感じた事
そんな私も年月が経ち、様々なプロジェクトの成功事例などから「WEBで効果を出す為にどうしたら良いか」と言った事をアドバイスする事が多くなってきました。
クライアントの社長自身やプロジェクトリーダー等、その事業に責任を持った方を窓口に相談をいただく事が多い為、必然的に
「結果を出す為には○○をやりましょう」
「運用体制を整えてAとBとCとDもしっかり更新していきましょう」
「SEOやアクセシビリティ、セキュリティを考えるとWEBサイトのここを改修しましょう」
「こう言った企画をしましょう」
などなど。
気づくと自分が嫌悪感を抱いていたコンサルタントと全く同じことをしているではないですか。
恥ずかしながら、この事に気づくまで結構な期間が必要でした。
なにせ受けたプロジェクトの成果を出す為に、クライアントスタッフが忙しい等、気にしている暇がなかったからです。
WEBコンサルティングに必要なスキルの違和感
そしていくつかプロジェクトのコンサルティングを経験していくと、どうしても成果が上がらない場合も出てきます。
いくらこちらが成功パターン、実施方法を伝達しても現場がそれをしっかり実行できない時です。
そうなると困ったもので、全くもってプロジェクトの改善が進まなくなります。
コストをかけて運用スタッフを雇う、アウトソーシングすると言った方法もありますが、多くの企業がそこまでの費用を捻出できない状態であり、現有戦力のスタッフが、本業も抱えつつ、WEBコンテンツの運用更新、種類の増えるソーシャルの運用更新も行うと言った現場負荷が無尽蔵に増加していくスパイラルをWEBコンサルティングと称して自分が作ってしまっているのです。
そこでふと違和感に気づきます。
●WEBやIT運用の知識
●コンサルする業界知識
●コミュニケーションスキル
●プロジェクトを牽引するリーダーシップ
これらはWEBコンサルティングでは重要なスキルとなりますが、これだけでは不十分で、私が嫌悪している現場に負荷を与えるコンサルタントそのものです。
なんか違うんだよなぁ。そう車中でモヤモヤ考えていた時に浮かびました!
ライザップの「結果にコミット」です!
結果にコミット!をWEBコンサルティングにどう組み込む?
ライザップは三日坊主市場として「ダイエット」をはじめ「英会話」「ゴルフ」など、どんどんジャンル展開をしていますね。
まさに「わかっているけど出来ない」をどう解消して、メソッドを「続けさせるか」と言った所のノウハウを蓄積、共有、展開しているところが素晴らしいです。
と少し話が脱線してしまいましたが、メソッドを続けさせる方法をWEBコンサルティングに組み込む事ができれば、プロジェクトの成功率は格段に向上しますね。
しかしここで問題が。
ダイエットも英会話もゴルフも、全て自分自身へダイレクトにメリットが反映されるので、辛くても続ける。忙しくても時間を作ると言ったメソッドを続けさせる動機になっていますが、企業プロジェクトは、経営者は別ですが、雇用されている従業員にとっては自分がめちゃくちゃ頑張ってプロジェクトが成功しても、どの様なリターンがあるのか不明確であり、多くは業務の一環としてアサインされているので、成果によってそのスタッフの待遇が変化するケースは少ないでしょう。
そうなるともう一歩アプローチを変えていく必要が出てきます。
WEBコンサルタントは現場スタッフのサポーターでありつつ、リーダーでもあれ。
自分が現場スタッフだった時、どんなコンサルタントだったら「一緒に頑張ろう!」と思ったでしょうか。
それはやはり現場が抱えている「問題点(環境的な問題、体制的な問題)」を理解し、その改善に協力してくれるコンサルタントだという点です。
ここが抜けてしまうと現場スタッフへの押し付けになり、不満と反発の元となってしまいます。
ですので、現場スタッフの目線で経営者へ体制改善の提案、努力に見合うリターンをしっかり提示してあげる事が「結果にコミット」の足がかりになるのではないかと思います。
経営者へ
●プロジェクト改善業務のタスクボリュームから、人員はもう1人必要だ
●成果が上がったスタッフに報酬など楽しみを提供(アクセスを集めたブログ記事執筆者にはプレゼント等)
など、どうすれば現場がスムーズに業務に取り組む事ができるのが、環境を整えてあげる事に配慮する事も重要です。
これは組織マネジメントをしている方なら慣れていると思いますが、人を変えるのではなく、仕組みを変える事で物事が上手く進むルールを確立させるのです。
と言ってもこれが本当にむずかしい… ここで書いている様な事が全てスムーズに進む方が稀かと思います。
しかしそれが仕事ですからね。困難、問題、課題があるからこそ工夫して対応していく。その地道な繰り返しが重要です。
結果をだすWEBコンサルタントはこう言った泥臭い現場に一緒に入って、地道に努力する事ができる人だと思います。
今後の課題として、このWEBコンサルティングの結果にコミット&メソッド継続方法を確立させます。
まとめ
ちょっと、取り留めが無い感じになってしまいましたが、仕事帰りの車中で考えてた事でした。
会社組織でもそうですが、やはりプロジェクトをリードする人物は、しっかり現場に入って現場を理解&サポートした上じゃないと、信頼を得られませんね。
組織の「ボス」として神輿の上に乗るのではなく、「リーダー」として神輿を先頭で引っ張る。
そんな理想の人物になりたいと考えつつ、また明日から頑張りまーす。