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Instagramを活用して商品やサービスを広めたい!
インスタグラムの利用率が高まる中、商品やサービスのプロモーションへの活用方法のニーズが高まっています。
ビジネスアカウントによる小回りのきく広告出稿や詳細解析など、インスタグラムとしてもそれらニーズに対応する方向に動いている中、我々はどの様に活用していけば良いのでしょうか?
Instagramは簡単に効果を出せるプロモーションツールではない。
まず多い勘違いが「インスタグラムを使えばソーシャル拡散され、口コミで自社サイトの来訪者が増加するんでしょ」と言った点です。
これは国内のインスタグラム利用が多い20代女性(10代30代も含め)や、学生にフォーカスした企画によっては口コミ拡散も比較的発生させやすいと考えられますが、単純に公式インスタグラムに自社商品やサービス関連の写真をアップしているだけでは全く口コミ拡散は発生しません。拡散してもらうにはしっかりした仕掛けと対策が必要です。
Instagramから公式ホームページに誘導するのではなく、Instagram自体をPRメディアとして活用。
Instagramの効果指標として陥りやすいミスが「Instagramから何人公式サイトに誘導できたか」という数値だけに絞って評価する事です。
これは効果指標を公式サイトにだけ考えてしまう場合に陥りやすいのですが、Instagramはそこから公式サイトに誘導させるプロモーションというよりは、InstagramをTVCMの様に利用し「どれだけ多くの方にその商品やサービスを見てもらえるか」が重要となります。
インスタグラムから公式サイトへの直接誘導が少なくてもいいんです。目的は「目にしてもらって覚えてもらう」認知拡大やブランドイメージ刷り込みにはとても効果的な活用が可能となります。
よって効果指標は各投稿のインプレッション数やリーチ数、エンゲージメント数を軸に、その後のサイトアクセス数や売上推移、顧客アンケートなど、複合的に効果検証を行う事が大切です。
基本は「写真が撮りたくなる」「友達に教えたくなる」仕掛け。
インスタグラムで拡散させる為には、しっかりとした「仕掛け」が必要です。
ハッシュタグコンテストなど、Instagramを利用した企画は数多くありますが、ほとんどが企画力や仕掛け不足で、投稿写真の数、そこからの拡散が少なく、ザーッとハッシュタグコンテストを確認しても、投稿数が100に満たない企画がかなり多い状況です。
よってInstagramをプロモーションに活用する場合、例えば店頭キャンペーンなどで一緒に写真を撮りたくなるようなスペースやモチーフを準備する、「面白い」「凄い」「綺麗」と言ったその時その場だけでしか体験できない、見ることのできない工夫をする事で写真の投稿率、拡散率は向上します。
言うは簡単だが・・・
と、色々と書きましたが、わかっていても実践するとなるとかなり大変です。
現状、単純に公式アカウントへ写真を定期的にアップし、フォロワー獲得に注力している方、まずはユーザーが自発的に写真を撮ってInstagramにアップしたくなる企画や仕掛けを優先に考えましょう。そこが動き出すと公式アカウントのフォロワーは自然に増加します。
継続は力なり。まずは楽しんで気楽に運用しましょう!