【初めて楽天市場ネットショップの制作を担当する人へ】楽天市場のECサイト制作時の注意点

【初めて楽天市場ネットショップの制作を担当する人へ】楽天市場のECサイト制作時の注意点

現在、EC市場規模はどんどん拡大傾向にあります。
経済産業省の2016年度の情報ではBtoCの市場規模は15.1兆円で、前年対比9.9%の増加率と凄い勢いですね。
その様な中で、WEB制作に携わる方々も、ECサイト構築案件の受注も増加してると思います。
本日は数あるECサービスの中で、日本でamazonとほぼ同等のシェアをもつ楽天市場のショップ制作時の注意点をまとめました。
※契約関連は除き、純粋にサイト構築に関わる部分での注意点に絞っています。

 

●1  構築前の注意点

構築前にショップ運営に関わる方々の役割分担を明確にしておきます。
「ショップの基本設定、決済や配送設定などは誰が対応するのか」「商品の登録は?」など、対応する作業を明確に割り振りする事で、後の作業が格段にスムーズに進みます。
また制作側としては、その内容で工数算出、費用算出、スケジュール制作、など構築前の重要なステップについて、正確に段取りを行うことができます。
通常のWEB制作案件でも共通しますが、この事前の段取り、クライアントとの認識共有をしっかり行う事が、土台として一番重要です。

 

●2 各種必要な契約をしてもらう。

楽天市場のショップ構築を行うにあたり、
●専用FTPソフト「Ribrary」ダウンロード(無料)
●楽天GOLD契約(無料)

を行ってもらう必要があります。

Ribraryは専用のFTPソフトで楽天GOLDや標準の画像保管領域R-CabinetへFTP接続が可能になります。
また楽天GOLD専用のファイル格納領域は、画像やHTMLを保管でき、iframeでこの領域のデータ楽天市場サイトに埋め込むなど、サイト構築で楽天GOLDの活用は必須となります。

 

3 まずは楽天オープン審査を通過させ、ショップ公開を優先に。

楽天市場にショップをオープンさせるには、楽天のオープン審査を通過しなければいけません。
オープン審査項目は、楽天市場管理画面RMSから確認できますが、不明点も多いと思いますので
担当ECC(ショップオープンまで楽天の担当ECコンサルタントがつきます)に確認するのが良いでしょう。
そしてショップ公開を優先させるという意味は、まず公開できる最低限の内容で審査してもらうという事です。
何十、何百ページも構築してから審査に出すという事は、それだけ審査ページも増える為、審査期間や直しの指示も多くなる可能性が大です。
よって、まずは楽天のオープン審査資料に記載されている通りのコンテンツ構成、商品も1商品で審査してもらう事が効率的です。
スケジュールを組む際も「オープン審査公開」と「オープン審査通過後の作り込み期間」を設定しましょう。

 

●4 楽天市場のデザイン編集

【構成】
楽天市場の基本構成は大きく分けて
●トップページ
●カテゴリページ(商品一覧)
●商品詳細ページ
の3つに分かれています。

上記のテンプレートは楽天市場の管理画面RMSから細かくデザインを変更できますが、デザインテンプレートは大きく分けて
●ヘッダー
●サイドメニュー
●メインエリア
●フッター
の4エリアに分かれており、それぞれの領域は管理画面から編集可能になっています。
HTMLソースを各領域に貼り付ける事でカスタマイズするイメージです。
楽天の制約を取り払ってもっと自由な表現のトップページにしたいという場合は、楽天GOLDにトップページhtmlファイルをアップし、そのファイルをトップページとして表示させる方法もありますが、楽天管理画面から操作連動できる機能が使えなくなるなど、デメリットもありますので、そこはデザイン優先か、機能優先かを検討して対応を決める必要があります。

【スマートフォン】
楽天市場のスマートフォン表示はちょっと曲者ですね。
スマートフォン表示も「トップ」「カテゴリー」「商品詳細」と、それぞれスマホ表示用の入力欄にHTMLを入力するのですが、imgタグは10個まで、divはダメなど使用できるHTMLもかなり制限があります。(strongタグすらエラーになります)
よって、スマートフォンサイトは、HTML初期の様な基本的簡素なHTMLで表現するか、画像化して貼り付けるか、どちらかとなります。
画像を貼り付ける方法でしたらデザイン表現も自由な為、見せ方をよくする事はできますが、パソコンページと別に制作する必要があるなど、運用段階での修正対応負荷が多くなる懸念があります。
ここは特に商品詳細ページに関係しますが、修正や更新、作業労力を考えると、できるだけパソコンとスマホの貼り付けHTMLを共通化させておく事が、後々の商品登録作業時の工数削減に繋がります。

 

●5 楽天市場ショップデザイン制作時に困った事&注意点

1.確認専用環境がない。
ASPサービスではショップを閉店状態にしていても、ログインしている人だけ閲覧確認できる事がほとんどですが、楽天市場はその機能が無く驚きました。
商品詳細やカテゴリーページ等は、個々ページ単位でショップ非公開時も表示確認はできますが、トップページの確認は、確認するタイミングだけサイトを公開に戻す必要があり、楽天市場サイトリニューアルでは確認方法など苦労しそうです。

2.商品購入オプションで、価格を追加できない。
これはギフト対応などで影響が大きいのですが、商品をカートに入れて、オプションで「ラッピング400円」を追加といった事ができないのです。
よってこの様な場合は、ラッピング対応を400円の商品として別途登録し、商品と合わせて購入してもらうという煩雑なフローになってしまいます。

3.キャッシュが強く、修正反映まで時間がかかる
特に画像関係や商品更新情報はキャッシュが強く、修正データをFTPアップしても反映されるまで1時間以上かかった場合もありました。
何度css修正しても反映されないなぁ など無駄に悩んでしまう可能性が高いので要注意です。

 

以上はざっとした内容となっておりますが、順次内容は拡張したいと思います。
それでは楽しい楽天ショップサイト構築へ!

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