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【WEBディレクター&デザイナーこそ習慣化したい】情報収集と蓄積のススメ

WEBディレクター、デザイナーの情報収集


やっちゃったな〜(汗)

急なクライアント訪問で、一度は経験がある方も多いのでは?


●クライアント
「デザイナーさん、最近のWEBデザイントレンドは何ですか?」
「ディレクターさんの最近注目している海外WEBサービスを教えて?」
「営業さん、この業界でのWEB活用事例は?」

●デザイナー、ディレクター、営業
「・・・」

●クライアント
「・・・」


質問の例えは別として、営業&ディレクター&デザイナーであれば、打ち合わせや会議で急な質問に困った経験はあるかと思います。

特に業務が立て込んで全く情報収集をしないでいると、どんどん業界変化の流れから取り残されてしまいます。
本当にWEB業界のスピードは早いですよね。

だからこそ、そんな急な質問が来た時に、堂々と返答できる営業、ディレクターやデザイナーは信頼度も向上しますし、何より日頃から情報収集が習慣化しているので、成果物のクオリティにもそれら知識が反映され、結果顧客満足度が高いサイト構築ができる可能性が高いです。

 

情報収集する際のポイント

情報が溢れかえっている現在でどの様に情報収集するか。
ただ流れてくる情報を受けているだけでは全く意味がありません。まず自分が「どの様な情報が欲しいのか」を感覚として覚えていく必要があります。

その方法としては、まず気になるメディアサイトやブログを片っ端からRSS登録します。その情報の波の中で、日々「おっ」ときになるニュースがあったら、その内容を深く追ってみます。
一ヶ月もすると、自分にとって有益な情報を発信してくれるサイトは絞られてくるので、その段階で一度購読サイトを整理しましょう。
これをジャンルごとに分けて繰り返していくと、情報収集したい各ジャンルで自分にあった情報発信サイトが整理されていきます。

新聞やニュースチェックも当然ですが、様々なサイトやブログで発信されている情報には大手メディアとは違った視点、切り口の記事も多く、非常に参考になります。

 

そして自分の意見を考えてみる

興味のある情報を深く調べた結果を、自分の意見を付けてまとめる癖をつけます。それはメモでもブログでも何でも良いのですが、やはりEvernoteが便利ですね。
私も業界別のネタ帳として活用してます。

ここでのポイントは、収集した情報に対して自分の意見を付け足してメモしておく事です。
これがとっさの質問を受けた時の対応に効果を発揮します。

ただ情報を収集し保管しておくだけの場合「こんな情報がありますよ」と、情報を教えてあげる事は出来ますが、そこに自分が介在する価値はありません。情報を提供するときに「自分の意見、考え」を付加して伝えるからこそ、「〇〇さんから教えてもらってよかった」と、自分の価値が認められ、顧客満足度の向上にもつながります。

 

情報を蓄積する

メモはEvernoteで問題ありませんが、有益情報は効率的に社内共有する事も必要になりますし、個人的な資産にもなりますが、どちらのケースも、ブログを活用する事で効率的に情報蓄積と共有が図れます。

会社であれば社内用のクローズド環境での共有ブログで気軽に簡単に蓄積ができますし、個人であれば公開できる情報をブログ掲載する事で、セルフブランディングや仕事獲得に役立てる事も可能ですね。

これらを面倒がらずにこまめに蓄積する根気も大切です。
そこが一番大変かもしれません…

 

継続は力なり。習慣化させれば勝ち!

こういった話は昔から様々なノウハウ本やセミナーなどで議論されるほど、当たり前で初歩的な課題ですが、やはり「実行できる人は少ない」のが現実です。

一番のハードルは継続させて習慣化させる事ですね。
まずは一ヶ月、そして3か月、1年と踏ん張ってやり続けてみましょう。いつの日か、その行為が日常のルーチンとなり、ご飯を食べる、歯を磨く、といった感覚と同じくらいに生活に馴染めば立派なものです。私もまだまだそこまで行ってませんが多分その感覚はいつの間にかくるものだと思っています。
気づけば「あ、意識しないで毎日やってたな」といったレベルになりたいものです。

 

継続させるためのコツ。

最後に継続させるためのコツは、ズバリ「自分を追い込む」事です。会社であれば、会議や朝礼で「毎週有益な情報を社内共有します」と宣言しても良いでしょうし、個人的であれば、ブログやSNSで紹介していくのも有効でしょう。

人間は楽な方に流れていく生き物です。
そこに逆らう動機付けとして程よく自分を追い込みながら実践してみてください。

1年も経つと、楽な方に流れている人と、大きな差が生まれるかもしれませんよ^^

 

ちょっと番外編。打ち合わせ役立ちネタ


相手の価値観、思考を探る

長くお付き合いするクライアントやパートナーに関しては、その方の価値観や考え方、メンターとされている方や参加しているセミナー等の情報から、その方を深く理解する努力も重要です。
特に営業担当者は、ここで価値観の違う提案、意見を繰り返すと関係がギクシャクしてしまう可能性も。

ここでのポイントはあくまでも相手の価値観を認め尊重する事で、自分の考えや信念を変えてまでも相手に合わせるという事ではありません。考えや意見が100%合致する事は人間ありえません。相手の考えを認めた上での議論は、より関係性を良い方向に深めていってくれる良い刺激になる事が多いです。